統計結果を県が十五日に公表した。観光客数が五千万人を超えたのは、統計を取り始めた一九七九年以来初めて。
県観光交流局は、増加要因として県がメディアに取り上げられる機会が増えた点を指摘。「武将と言えば三成~」のフレーズでおなじみのPR動画やNHK大河ドラマ「真田丸」にちなんだ観光キャンペーン、近江神宮が舞台となった映画「ちはやふる」などを挙げた。
観光客数上位五地点は前年と同じで、近江八幡市の集客施設ラコリーナ近江八幡が前年の二位から首位に。地域別では大津地域が千三百五十七万人(同9・3%増)と最多で、次いで東近江市や近江八幡市などの東近江地域が九百三十三万人(同10・9%増)、三番目が長浜、米原両市の湖北地域で九百十八万人(同8・2%増)だった。
ただ、宿泊者数は三百七十七万七千三百人(同1・3%減)で前年より五万一千五百人減り、観光客全体のわずか7%に留まった。
今年は彦根城の築城四百十年祭などもあり、上半期の速報値では昨年を上回っているものの…
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