競技かるた 早技披露 小野田高部員、竜王中で交流会(山口県)

競技かるた交流会で対戦する竜王中の生徒(左)と小野田高の生徒=10日、山陽小野田市
競技かるた交流会で対戦する竜王中の生徒(左)と小野田高の生徒=10日、山陽小野田市


小倉百人一首を通じた教育に力を入れる山陽小野田市の竜王中学校と小野田高校は10日、競技かるた交流会を同市小野田の竜王中で初めて開いた。県内の公立高校で唯一の競技かるた部が活動する小野田高から部員の1、2年生12人が訪れ、竜王中の全校生徒約220人の前で、鍛え上げた技やスピードを披露した。

小野田高の生徒が模擬試合で、競技かるたのルールや札の暗記方法などを紹介し、竜王中の代表生徒と対戦。中学生がしっかりと暗記している札20枚を並べた特別ルールだったが、上の句が読まれると高校生が瞬時に手を伸ばして圧倒し、中学生12人のうち一枚でも札を取れたのは3人だけだった。高校生1人と中学生3人による変則マッチもあった。

同市は競技かるたのクイーン2人を輩出しており、2人の母校の竜王中では全学年で毎朝1首ずつを唱和し、校内で大会を開くなどのかるた学習を続けている。小野田高では…

 

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