「畳の上の格闘技」400人が熱戦 和歌山市で競技かるた全国大会(和歌山県)

競技会場となった和歌山市手平の和歌山ビッグウェーブ
競技会場となった和歌山市手平の和歌山ビッグウェーブ


“畳の上の格闘技”とも呼ばれる競技かるたの全国大会が4日、和歌山市手平の和歌山ビッグウエーブで開かれた。全国から約400人が参加し、畳の上で熱戦を繰り広げた。

県かるた協会が毎年開催し今年で60回目。同会によると、競技かるたは、アニメ化や実写映画化もされた末次由紀さんの漫画「ちはやふる」の影響などにより、近年若者を中心に人気を集め、競技人口が急増。大会の参加者も数年前に比べ倍以上に増加し、近畿や関東、中四国からのほか外国人の参加者もみられるという。

参加者はそれぞれの段位ごとに4つの階級に振り分けられ、試合に臨んだ。畳の上に並べられた50枚の札の位置を暗記し、読み札が読み上げられると、畳をたたくように素早く札を取り合った。

大会に何度も参加しているという和歌山市の河合繭さん(19)は「相手が強くても札がとれることもあり、強さや年齢にかかわらずいろんな人と戦えるのが競技かるたの魅力。日々の…

 

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