【結果報告】2020年2月16日『第一回小倉百人一首競技かるた小学生団体戦』健闘🔥リーグ四位💐

小倉百人一首競技かるた小学生団体戦に出場した「ちはやふる富士見Aチーム」「ちはやふる富士見Bチーム」。メンバーは全力で戦い抜いた後に手に入れた四位の賞状です。
第一回小倉百人一首競技かるた小学生団体戦に出場した「ちはやふる富士見Aチーム」「ちはやふる富士見Bチーム」。メンバーが全力で戦い抜いた後に手に入れた四位の賞状です。


2020年2月16日(日)、前夜からの小雨がパラパラと降り続く中、東京都の墨田区総合体育館で『第一回小倉百人一首競技かるた小学生団体戦』が行われました。

参加する小学生チームのリーグは、公認大会出場級によって大きく3つに分かれています。

 

【小野小町リーグ】B級やC級など有段者を含む小学生のチーム

【清少納言リーグ】D級を含むE級の小学生のチーム(ちはやふる富士見Aチームが参加)

【紫式部リーグ】E級のみの小学生のチーム(ちはやふる富士見Bチームが参加)

 

参加チームは3つのリーグ合わせて54チーム。各リーグ内のブロックで予選(三回戦)が行われ、一位通過したチーム同士がリーグ内で決勝(順位決め)が行われます。

参加チームの都道府県(順不動)は『ちはやふる富士見』の埼玉県をはじめ、千葉県、東京都、宮城県、広島県、栃木県、長野県、群馬県、福岡県、神奈川県、静岡県、山梨県、秋田県、北海道…

大会委員長・審判長には西郷直樹 永世名人、協力として「ちはやふる」(末次由紀・講談社刊)という小学生が主役の賑やかな大会となりました。

ちはやふる富士見Aチーム五名の小学生達
ちはやふる富士見Aチーム五名の小学生達
ちはやふる富士見Bチーム五名の小学生達
ちはやふる富士見Bチーム五名の小学生達

開会式の後、いよいよ試合が始まります。団体戦は、3人 vs 3人の対戦でチームとして三人のうち二勝したチームが勝ちとなります。

ちはやふる富士見Aチームの一回戦
ちはやふる富士見Aチームの予選
ちはやふる富士見Bチームの一回戦
ちはやふる富士見Bチームの予選

予選リーグは夕方までに三回戦が行われました。

まず『ちはやふる富士見Bチーム』の結果は…

ちはやふる富士見Bチームの予選の結果
ちはやふる富士見Bチームの予選の結果

ちはやふる富士見Bチームは上記の通り予選を通過できませんでしたが、メンバーの子達は本当に健闘しました。

個々の試合をみると、取られた直後に落ち込むことなく鋭く取り返したり、最後まで諦めない姿勢が見られるなど、普段の練習とはまた違う姿を見ることができました(笑)

「大会、特に団体戦(チームメイトへの信頼と責任)が子どもを成長させている」

この子達を見ていて本当にそう感じました。団体戦も面白い。今後は普段の練習の中にも団体戦の練習を時々ですが取り入れていこうかなと思いました。

これからが楽しみな「ちはやふる富士見Bチーム」のメンバーでした。

 

次に『ちはやふる富士見Aチーム』の予選の方は…

ちはやふる富士見Aチームの予選の結果
ちはやふる富士見Aチームの予選の結果

ちはやふる富士見Aチームは、チーム全勝で予選リーグを一位通過しました。

しかし最大10枚差のリードを許す中、ガマンのかるたで劣勢をひっくり返した試合や、運命戦で勝った試合など、勝ち数表からは見えないところで実はなかなか苦しい試合内容の予選リーグでした。

 

さぁ、一位通過したチーム同士で決勝(順位決め)が行われます。

決勝(順位決め)の対戦組
決勝(順位決め)の組み合わせ

決勝の結果は…

「ちはやふる富士見Aチーム」はよく頑張ったと思いますが、非常に苦しい展開の中で結果は【1勝2敗】…

『ちはやふる富士見Aチーム』はチームとしては敗退、順位決めで四位となりました。

チームの子ども達は本当によくやりました。私達が思っていた以上の戦績でした。

しかし試合直後、決勝を戦い抜いた三名は会場の柱の陰で目に涙を浮かべ、そこに予選リーグを一緒に戦った残りのニ名が寄り添う姿も…💦

 

閉会式では、西郷直樹 永世名人が決勝リーグを最後まで戦った小学生達へ向けて講評の言葉をかけていました。
閉会式では、西郷直樹 永世名人が決勝リーグを最後まで戦った小学生達へ向けて講評の言葉をかけていました。
閉会式において四位で表彰されるちはやふる富士見Aチームの五名のメンバー達
閉会式で四位表彰されるちはやふる富士見Aチームの五名のメンバー達

今回の『ちはやふる富士見Aチーム』の子ども達にも、予選リーグの試合から普段あまり見られないような粘りと我慢のかるたをする姿が見られて、これも団体戦の効果なのかな…と感じました。

団体戦(今回は3人vs3人)は、自分の負けはチームの負けに、自分の勝ちはチームの勝ちに直結します。

その為、個人戦ならすぐに試合を諦めてしまうような場面でも(本当は個人戦でも最後まで諦めてはいけないのですが💦)、チームメイトの期待を背負って自ら最後の最後まで頑張ることができる…

団体戦の練習、これからも続けていきたいと思いました。

 

「ちはやふる富士見Aチーム」「ちはやふる富士見Bチーム」は当日最後までお疲れ様でした。

そして、全国から参加した小学生の皆さんと保護者、監督、コーチの皆さん、昨年より手探り状態から準備を進めてきた非常に多くの大会役員の皆さん、協力として裏から支えてくださった「ちはやふる」原作者の末次由紀さん、講談社さん…

この大会に関係した全員に申し上げます。本当にお疲れ様でした。そして、ありがとうございました。

(来年も出るぞー😉)



※『ちはやふる富士見』 埼玉県富士見市 小倉百人一首 競技かるた会
『ちはやふる富士見』は埼玉県富士見市で活動中の小倉百人一首 競技かるたチーム(かるた会)です。 百人一首100枚覚えてなくても始められるので初心者にも安心。 初心者から有段者まで、小学生低学年から中学生、高校生、大学生、社会人、主婦などあらゆる層の会員が競技かるたを楽しんでいます。 練習場所は埼玉県 富士見市 東武東上線 みずほ台駅から徒歩10分弱。 『全日本かるた協会・埼玉県かるた協会加盟 公認かるた会』『こども応援ネットワーク埼玉 登録団体』競技かるたを通して笑顔と元気を届けたい。 会員やお友達は埼玉県富士見市だけでなく、ふじみ野市、川越市、坂戸市、志木市、朝霞市、さいたま市、新座市、和光市、所沢市、上尾市、川口市、東京都では東村山市、清瀬市、西東京市、板橋区、練馬区にまで広がっています。