小学低学年でも読める毎日小学生新聞の記事の為、全ての漢字にフリガナが振ってありましたが、逆に高学年以上の方には若干読みにくいので、フリガナは削除して一部を紹介します。元記事を読みたい方はぜひ掲載元へどうぞ。
◆会いに行った人
赤松沙紀さん(東京都足立区立長門小5年)
赤松宏紀(同小1年)
苦しくてもチャンス待つ
百人一首のうち50枚を使い、スピードと記憶力を競う「競技かるた」は「畳の上の格闘技」と言われます。競技かるたを題材にした漫画「ちはやふる」が人気で、注目が高まっています。第59期・60期競技かるたクイーンの坪田翼さんに、クイーンを目指している赤松沙紀さんと弟の宏紀さんがインタビューしました。
沙紀さん かるたを始めたきっかけは。
坪田さん 小学3年生の時、担任の先生が国語の時間に百人一首を取り入れ、覚え始めたのがきっかけです。かるたが楽しくなり、毎日かるたばかりしていました。近くに渡辺令恵・永世クイーンがいたので、目の前でクイーンが練習する姿を見ることができました。キラキラしていて、かっこよくて、クイーンになりたいと憧れました。
沙紀さきさん 思い出の試合は。
坪田さん たくさんありますが、中学3年生の時、A級選手の大会で渡辺さんと決勝であたり、接戦で勝つことができました。クイーン戦も、指を骨折して練習ができず、32歳でクイーンになるとは思っていませんでした。
宏紀さん かるたで一番大切なものはなんですか。
坪田さん 忍耐力です。試合中は勝っていても負けていても苦しいものです。1試合の中で苦しい時は何度もやってくるので、我慢して、チャンスが来る時を待つという姿勢でやっています。
宏紀さん 「ちはやふる」の登場人物・猪熊さんのモデルでは?
坪田さん クイーン戦の時、おなかに赤ちゃんがいました。漫画まんがの猪熊さんと同じになったのは偶然です。クイーン戦まで体調は順調でしたが不安はありました。でも、何事もなくここまでこられたということは、赤ちゃんも応援してくれているのだろうと思い、集中しました。
宏紀さん 映画「ちはやふる-結び-」が公開中です。
坪田さん 撮影の練習に行きました。クイーンに挑む我妻伊織役の清原果耶さんに、どんな気持ちで臨んだかを話したり、フォームが定まらず悩んでいたので、手の置き方、腰の高さ、膝の開き具合などを教えたりしました。広瀬すずさんや松岡茉優さんとも、かるたをとりました。「ちはやふる」通して、競技かるたは「こんなに…
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