フェリス女学院大の学生が和菓子店「香炉庵」(横浜市中区)と協力して、新商品もなか「浜恋路」のパッケージを企画した。ロマンチックな百人一首の和歌をモチーフにしたデザインが特徴だ。22日から香炉庵の県内3店舗で販売する。
実社会で求められる能力を学ぶ演習として、学生15人が5か月かけて市場調査と商品企画を進めた。
力を入れたのが箱のデザインだ。贈答歌とされる和泉式部の「あらざらむこの世のほかの思ひ出に今ひとたびの逢ふこともがな」と、崇徳院の「瀬をはやみ岩にせかるる滝川のわれても末に逢はむとぞ思ふ」を選んだ。
「会いたい」という和泉式部の歌に対し、崇徳院の歌には「また会えるよ」との意味が込められている。和泉式部の箱には上の句を、崇徳院には下の句を記した。箱を並べると男女が寄り添うように見え、「インスタ映え」も意識した。
担当した谷知子教授は「社会では常に誰かの評価を受ける。学生はその一端を感じることができたのでは」と評価。開発に携わった同大2年の榎田百華さん(19)は「百人一首を知らない人にも手に取って…
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