競技かるたの第49回全国女流選手権大会が18日、福井県あわら市の温泉旅館「清風荘」で開かれた。はかま姿の全国トップクラスの実力者たちが、畳上で華やかで熱い勝負を繰り広げた。日本一を決めるA級(四段以上)では同県越前市の岩堀聡美七段(福井渚会)が3位、同県勝山市の北内郁四段(同)が4位入賞を果たした。
同大会のA級トーナメントはクイーン、全日本選手権大会、全国選抜大会と並ぶ女流4大タイトルの一つで、県内開催は99年の武生市(現・越前市)以来2回目。例年12月に京都市の時雨殿で開かれるが、今年は改修工事のため、福井県かるた協会とあわら市が誘致し、実現した。
今回はA級、B級(二、三段)、C級(初段)の3部門に過去最多の296人が参加。坪田翼前クイーン(東京東会)や全日本選手権大会で5回優勝を果たした山下恵令六段(東京明静会)のほか、小学生から70代の選手が全国から集まった。
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