全国競技かるた山口大会が23日、下関市冨任の県立下関武道館で始まった。全国各地の小学生から大人まで幅広い年齢層の586人が出場。24日まで「畳の上の格闘技」と呼ばれる競技かるたの腕前を競う。
参加者は段位によって五つのクラスに分かれてトーナメント方式の個人戦に臨む。23日はE級とD級の競技があり、参加者は素早い動きで畳を激しくたたきつけながら札を取り合った。
競技かるたは小倉百人一首の100枚ある取り札のうち50枚を自陣と敵陣に25枚ずつ並べて奪い合うもので、敵陣の札を取った場合は自陣の札を敵陣に1枚移動させることができる。自陣の札が先になくなった方が勝者となる。
開会式では、慶進中学校2年の福間琴乃さんが「選手一同かるた道精神にのっとり最後の一枚まで全力で競い合う」と選手宣誓した。
全日本かるた協会の公認大会で、5回目。山口県かるた協会(松永進会長)主催、山口新聞社など後援。松永会長は…
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