大会は、実力に応じて5級~有段者の8クラスに分け、クラス内で相手を変えて3~4回対戦した。出場者たちは畳の上に50枚の札を並べ向かい合うと、札の位置を暗記したり素振りをしたりして準備。歌の上の句が読まれると一斉に腕が伸び、「バン」という大きな音と同時に札が宙に舞った。
県かるた大会は県内各地を巡回して年1回開き、同市で行ったのは3年ぶり。市内では県協会に所属する「駒ケ根かるたクラブ」の活動が盛んで競技人口も増えており、各大会の会場に選ばれているという。会場準備などで協力する同クラブ次期会長の木下佳信さんは「レベルの高い大会が地元でできることは意義のあること。集中力や忍耐力を養う機会になれば」と話していた。(長野日報)
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