小倉百人一首競技かるたの第62期クイーン位決定戦で、九州大大学院1年の鶴田紗恵さん(23)=福岡市=が惜しくも敗れた6日、地元からは、ねぎらいの声や「来年は返り咲きを」と激励する言葉が聞かれた。
福岡市・天神のアクロス福岡ではインターネット中継を70人以上が見守った。3番勝負の1回戦は3枚差で鶴田さんが惜敗。2回戦は互いに1枚を残す運命戦へ。鶴田さんが自陣の札が詠まれる「引きの強さ」で1勝をもぎ取ると、会場から歓声が上がった。
3回戦では序盤からリードを広げられ、追い上げたものの4枚差で女王の座を譲ることに。会場からはため息がもれたが、やがてねぎらいの拍手に包まれた。
鶴田さんの母校・筑紫女学園高の百人一首部でチームを組んだという西南学院大4年の広野珠音(じゅね)さん(21)は…
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