百人一首正式競技かるたの能力別大会。6級から2段以上までとシニアの9部門で行われた。
地元の飯田下伊那地域の他、県内の他地域からも老若男女が参戦。競技かるたらしい和装で参加する選手もいた。
礼を尊ぶ姿勢から、会場内は静寂な雰囲気。その中で上の句が読み上げられると、瞬時に手が伸び合う激しい攻防を繰り広げ、あちらこちらで畳の上の札を払う音が響き渡った。
進級者には認定書を授与。4級になった同市立伊賀良小学校4年の女子児童(10)は「静かな中で激しい争いができるのが魅力」と話した。
有段者の部では、2段以上で姉の飯田高校2年生、初段で弟の同市立鼎中学校1年生の姉弟が優勝した。
飯田あすなろかるた会の井坪進会長(76)は「近年は飯田勢の活躍が光っている。今後も若い人に参画して…
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