映画『ちはやふる』競技かるたの基本ルール、読み方を知ると10倍楽しめる!

日本テレビ系列「金曜ロードSHOW!」では、3月9日(金)にシリーズ第1作『ちはやふる‐上の句‐』、3月16日にシリーズ第2作『ちはやふる‐下の句‐』が地上波初放送!
日本テレビ系列「金曜ロードSHOW!」では、3月9日(金)にシリーズ第1作『ちはやふる‐上の句‐』、3月16日にシリーズ第2作『ちはやふる‐下の句‐』が地上波初放送!


そこで今回は、本作の白熱の“競技かるた”シーンを楽しむために押さえておきたい基本的なルールや戦術を『ちはやふる‐上の句‐』の見どころと併せてご紹介!

【あらすじ】
幼い頃にかるたを教えてくれた幼なじみ、新(真剣佑)に再会するため、競技かるた部を作った高校1年生の千早(広瀬すず)と同じく幼なじみの太一(野村周平)。彼らが率いる瑞沢高校競技かるた部は、初心者もいる弱小チームながら全国大会を目指し猛特訓に励む。

千早と新
千早と新

基本ルールは…「上の句」を聞いて「下の句」をとる!

競技かるたは、「五・七・五(上の句)/七・七(下の句)」で歌われる小倉百人一首を使用する。100枚の「下の句」が書かれた取札から無作為に25枚を選んで自陣に並べ(持ち札)、読み手が読み上げる「上の句」を聞いて両陣の札をとりあう。相手の陣地から札をとった場合は、自陣から一枚相手に札を送り(送り札)、はやく持ち札をなくしたほうが勝ちとなる競技だ。そのため、小倉百人一首すべての「上の句」と「下の句」のつながりを暗記していることが前提となる。

ちなみに札は直接触れて取る場合と、ほかの札で競技線(両陣の枠)から押し出しても有効となる(読まれた札のある陣では、他の札に触れてもおてつきにならない)。そのため“払い手”や“突き手”などスピード感あふれるダイナミックな取り合いが大きな見どころでもある。

本作でも、千早や太一らの壮絶な札の取り合いをハイスピードカメラで撮影。臨場感あふれる映像で競技かるたのスピード感を再現している。キャストたちの洗練された美しいフォームにも注目だ!

勝敗を決する“決まり字”とは? 競技かるたの独特な戦法にも注目!

競技かるたの勝負では「上の句」の数文字が読み上げられるだけで、その「下の句」を特定できる“決まり字”が重要なカギとなる。本作に「うっかりはげ」の覚え方で登場する源俊頼朝臣「うかりける 人を初瀬の 山おろしよ」の上の句も最初の「うか」が決まり字となり、その2文字だけで「下の句」の「はげしかれとは 祈らぬものを」だと特定することが出来るのだ。

一方で「上の句」の6文字目を聞くまで「下の句」が判別できない札(大山札)も存在する。その場合は、決まり字が読み上げられる直前まで手で札をガードすることで、相手にとられないようにキープする“囲い手”と呼ばれる技がある。

本作でも、合宿のシーンで北央高校のエース・須藤暁人が巧みに囲い手を使い千早を翻弄する場面が描かれる。そんな難敵にどう立ち向かっていくのか…競技かるたならではのリアルな戦術にも注目だ。

読み手が作る「よーい…ッドン!」の緊張感

そんなスピード感あふれる競技かるたの世界。読み手の最初の数文字でその勝敗が決するため、その読みかたにも特徴が…。競技者が「上の句」の冒頭に集中力を研ぎ澄ますことが出来るよう、読み手はひとつ前に読んだ歌の「下の句」を読み上げてから、本来の「上の句」を読み上げるのだ。イメージとしては、短距離走のスターターが「よーい…」とやるように、競技者が全神経を集中させる間を作っている。

本作の中でも、読み手が前の札の「下の句」を読み始めてから、「上の句」が読み上げられるまでの一瞬の間に競技者たちが少し前かがみにスタンバイするなどリアルな空気感が描かれる。なかでも、太一が直面する“運命戦”の緊張感はひとしお! 両陣に1枚ずつしか残りがない状況で、勝敗が決するのは読み上げられる札の“運”のみ(自陣の札の方が読み上げられれば近くてとり易いのだ)…

 

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