かるたの札を勢いよく飛ばすおおつ光ルくん=大津市神宮町の近江勧学館で(大津市提供)
大津市の観光キャラクター「おおつ光ルくん」が、競技かるたの「初段(名誉段)」に認定された。競技かるたが題材の映画「ちはやふる」にも出演するなど、PRに貢献したことが評価された。
名誉段は、競技かるたの普及に貢献した人物に全日本かるた協会が贈る称号。四月二十二日の段位審査会で認定され、ゆるキャラとしては初めてという。
おおつ光ルくんは、紫式部が源氏物語の着想を同市の石山寺で得たことにちなみ「二十一世紀版光源氏」として二〇〇八年に誕生した。
公式プロフィルによると、和歌を詠むことが得意でかるたが趣味。団体戦の「おおつ光ルくん杯」が毎年あり、同市の近江神宮での大会には、たびたび応援に駆け付けている。
気になるのは光ルくんのかるたの腕前だ。市観光振興課の担当者によれば「札を取ることはできます」。イベントやテレビ番組の収録で披露したことがあるが、普段はめったに見られない。無料通信アプリ「LINE(ライン)」で、びわ湖大津観光協会が提供するスタンプに、光ルくんが札を取る絵柄があり、担当者は「まずはこちらを見て」と言う。
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